外構アイデアで駐車場トラブルを防ぐ!3台目の駐車スペースを有効活用

車を保有するには、必ず駐車スペースが必要になります。車庫証明を問題なく取れるような、適切な駐車スペースが求められるのです。しかし、自宅に2台保有している車の駐車場以外にも、来客の車を停める場所が必要になるでしょう。

近隣と駐車場のトラブルを起こさないためにも、3台目の駐車スペースを確保することが大切なのです。また、普段はあまり使わない3台目の駐車スペースも、外構アイデアで無駄なく有効活用できます。そこで、今回の記事では、3台目の駐車スペースの必要性と、外構アイデアによる有効活用についてご紹介しましょう。

1. 3台分の駐車スペースが必要になる理由

住宅地の場合、地域にもよりますが路上駐車をすることで近隣に迷惑をかけてしまうため、できるだけ自宅敷地内に駐車しなければなりません。このように、保有している車とは別に車を停める必要があり、ある程度の駐車スペースが求められるのです。ここでは、3台分の駐車スペースを必要とする理由をいくつか紹介します。

1-1. 来客用などの駐車スペースがなければトラブルの原因に

友人や来客用の駐車スペースがあれば、時間を気にせずにゆっくりとくつろいでもらえるでしょう。しかし、道幅が狭く、路上駐車をすると近隣に迷惑をかけるような環境であれば、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまいます。さらに、近隣からのクレームなどを受けるリスクもあるため、双方にとって気分を害してしまうのです。

また、雪が積もる地域では、路上駐車によって除雪ができないなどのトラブルがあるため、冬季期間は路上駐車をするのは難しいでしょう。安心して人を招くためにも、自家用車以外の駐車スペースを必要とするのです。

1-2. 家族構成やライフスタイルの変化によって車が増える

家族構成やライフスタイルによって、保有している車の数は決まります。住まいの環境によっては、一人一台が必要とするケースもあるでしょう。しかし、子どもの成長やライフスタイルの変化によって、車を追加で保有することもあるのです。

そうなってしまうと駐車スペースが足りなくなるため、自宅前に路上駐車し続けるか、もしくは離れた場所に月極駐車場を借りなければなりません。今はまだ子どもが小さく、車を必要としないかもしれませんが、近い将来駐車スペースが必要となることもあるのです。

 

2. 3台目の駐車スペースを有効活用できる外構とは

3台目の駐車スペースを確保しても、保有している車が1~2台であれば、無駄なスペースになってしまわないかと思う方もいるかもしれません。しかし、アイデア次第では使わない駐車スペースを有効活用することも可能です。ここでは、どのような活用方法があるのかをいくつかご紹介します。

2-1. コンクリート施工をして多目的スペースとしても活用できる

駐車スペースは、砂利やコンクリートなど、さまざまな施工方法があります。しかし砂利の駐車場にしてしまうと、洗車や雨の日などは泥が発生するため、車を汚してしまうデメリットがあるでしょう。その点、コンクリートで施工すると、仕上がり感がフラットでスタイリッシュに外観を見せられます。

さらにコンクリートの場合は、泥や水たまりを気にせずに車の出し入れができ、芝生と違いバーベキューを気兼ねなく楽しめるでしょう。ビニールプールを設置しても、底はボコボコしていない、泥や砂がつかないというメリットがあり、快適に遊べるのです。3台目の駐車スペースは、施工によっては多目的スペースとしても活用できます。

2-2. 舗装をレンガや石貼りにしてエントランスとしても活用できる

3台目の駐車スペースに、レンガや石貼りをすることでエントランスと一体化できます。レンガや石を使ってエントランスとして演出することで、自家用車用の駐車場と3台目の駐車スペースを区別化することが可能です。シンプルなコンクリート施工はスタイリッシュでおしゃれな印象があります。また、レンガなどの配置によってはモザイクアートのような美しいエクステリアを演出することもできます。

3台目の駐車スペースを有効活用しながら、素敵なエントランスとして外構を楽しめるのです。

2-3. 適度な緑化を取り入れて庭としても活用できる

自宅敷地には限られたスペースしかないケースが多く、庭をつぶさなければ駐車スペースを確保できないケースもあります。しかし、毎日利用するかもわからない3台目の駐車スペースのために、庭をつぶすことに抵抗がある方もいるかもしれません。そこで、3台目の駐車スペースに緑化を取り入れることで、庭としても有効活用できるのです。

外構工事によって適度な緑化を取り入れて庭をつくることで、3台目の駐車スペースも確保できます。庭と駐車スペースとのバランスを見ながら、最適な3台目の駐車スペースの活用方法を選べます。

 

3. まとめ

車は便利で生活に欠かせませんが、駐車トラブルが起きないように気をつけなければなりません。トラブルを防ぐためにも、駐車スペースを広めに確保する必要があるのです。ただスペースを確保するだけのために外構を施工するのではなく、外構アイデアを利用することで、スペースを有効活用しましょう。

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