新築一戸建てで後悔しないために 玄関アプローチのポイントを知ろう

新築一戸建ての建設において、玄関へのアプローチは家の顔となる重要な部分です。アプローチはお出かけ前や帰宅時など、家の出入りの際に必ず使うスペースですから、希望する生活スタイルにあわせてテイストを決める必要があります。

今回は新築一戸建てを作る時に後悔しないために、玄関アプローチに関する重要性や構成要素、設計のポイントなどをまとめました。この記事を参考にして、エクステリアや玄関アプローチの重要性を認識し、理想の家作りを進めましょう。

1. 玄関アプローチの重要性を知ろう! 外観と防犯、使い勝手のバランスが重要

新築一戸建てを計画するとき、多くの方が間取りや暖房効率など、内装部分を中心に検討を進めるのではないでしょうか。もちろん内装は住居の快適性を左右するので非常に重要ですが、ぜひ玄関までのアプローチにも目を向けてください。

アプローチとは門から玄関までの道のりで、頻繁に使用する場所です。もし作ってしまったアプローチが、デザイン的に合わない、歩きにくい、使い勝手が悪いと後から気づいてしまったら、通勤や買い物などで出入りするたびに気が重くなるのではないでしょうか?

また、アプローチは来客があれば必ず見られる場所ですから、自分自身が良いと思っていなければ人を案内する時に気後れしてしまうでしょう。

さらに、アプローチは防犯の面でも重要な役割を持っていますから、見た目や使い勝手にばかり配慮するわけにもいきません。

このように、アプローチは家の外観を左右するものでありながら毎日の暮らしに密接していますから、ていねいな検討を要する部分なのです。

2. アプローチはさまざまな要素で構成されている!

ここではアプローチを構成する要素を紹介します。

2-1. 天然石

石を使うと言うと和風なアプローチを想像する人が多いと思いますが、素材や色の選び方で和風にも洋風にもできます。均等に四角に切り込まれた石を使って整然と仕上げる方法もありますし、石の色や大きさを不ぞろいにして表情を変える作り方も人気があります。見た目の穏やかさや、草を防止できることなど石を使ったアプローチには豊富なメリットがあります。

2-2. タイル

形状的には長方形か正方形のものが多く、色合いもグレーやベージュなど抑えたものが多いです。質感を選び、色の組み合わせを考えれば多様な個性を演出できます。水に濡れると滑りやすくなる素材もあるので、お子様や高齢の方がいる家では注意が必要です。

2-3. レンガ

レンガは茶系のものが多く、温かみのある洋風の色合いで人気があります。平らに敷き詰めるだけでなく、段差で立体感を演出できる点もメリットです。また、時間の経過とともに味が出るのもレンガ特有の特徴と言えるでしょう。

2-4. コンクリート

コンクリートは駐車場から一体で施工できることなど、コストメリットで人気があります。平板で無個性なイメージがありますが、表面に小石を施したり、線状の模様をつけたりすることで変化も付けられます。

2-5. 花壇や植栽

見た目の美しさを演出するだけでなく、日陰を作ることができますし、通りからの目隠しを兼ねることも可能です。日常の世話も発生するので、植物が好きな人にとっては趣味を兼ねることもできますが、場合によっては重荷になるケースもあります。住む人のライフスタイルを踏まえて選びましょう。

2-6. その他

上記の他にも、枕木や砂利、芝などアプローチにはさまざまな要素があります。非常に多くの組み合わせが可能なので、使い勝手やコスト面など何を優先するかを考えながら、信頼できる業者に相談することをおすすめします。

3. アプローチ作りのポイントを紹介

この項目ではアプローチ部分を考えるとき、どんな点に注意を払ったら後悔しないのかを解説します。

3-1. デザイン性と心地よさは両立できる

洋風にするか和風にするか、個性を際立たせるかクールに仕上げるか、アプローチにはさまざまなデザイン性があります。また、素材によって歩きやすさも大きく変わるので、住む人の年齢を踏まえるのも大切です。バリアフリー性を重視するならスロープを付ける必要も出ますから、全体のデザインにも大きく影響します。

ここで重要なのは、デザインだけ、利便性だけと偏って考えるのではなく、住む人にとって心地よさと便利さを追求したうえで、自宅ならではのデザインにもこだわっていただきたいという点です。

アプローチ部分は前の項目で紹介したさまざまな要素を組み合わせることで、デザイン性と心地よさを両立できます。そのためにも、経験が豊富で高い技能を持つ業者に依頼することが重要なのです。

3-2. 防犯性をしっかり考えよう

利便性だけを考えれば、門扉と玄関が直線で結ばれたアプローチがいいように感じます。また、できるだけ物体が無い方が、開放感があって過ごしやすいと考える方もいるでしょう。

しかし、防犯性を考えれば、門扉から玄関へのアプローチが直線でないこと、植栽などで中を見えにくくすることも重要になります。防犯性とデザイン、使いやすさのバランスをどのように成り立たせるかは専門性が無ければ判断できませんから、アプローチの設計は信頼できるエクステリア業者に相談しましょう。

4. まとめ

こだわりの一戸建てを考えるなら、インテリアだけでなくエクステリアにもこだわりたいですよね。中でも門扉から玄関までのアプローチは家の顔とも言える部分ですし、防犯も絡む大切な要素です。ぜひこの記事を参考にして、後悔しないアプローチ作りに役立ててください。

有限会社アウトサイドが手がけるベルエクステリアは、門扉やアプローチについて豊富な実績と確かな知識を持っています。そのためさまざまな素材や工法に通じており、お客様の多様なご要望に寄り添いながら、オリジナリティのある景観を実現します。

アプローチだけでなく、フェンスやガレージ、植栽などにも対応しますので、エクステリアのことなら何でもお気軽にご相談ください。